結婚式を間近に控えた友人が、自慢のスキルでペーパーアイテムを手作りしていました。
招待状、プログラム、メッセージカードなど、どれもこれも、まるでプロのような仕上がり。
デザインもとても凝っています。
でも、何か足りない気がする…。
「あれ?席次表がないんじゃない?」と私。
友人はきょとんとした表情で「うん、ないよ。
必要なくない?」。
いやいや、それは絶対作らないと!!
そこから私の力説が始まりました。
せっかくのおめでたい場に集まるんだから、
ゲスト同士でも楽しく話せる雰囲気作りをしなければいけないこと。
そのためにも、どんな人たちが集まっているのかが分かる簡単な情報が必要なこと。
「例えばね、私は新婦の友人だから新郎側の人のことは全然わからないじゃない。
もしうっかり彼の先輩に“新郎のご友人ですか?”なんて聞いちゃったら…」
「あ、そうか。
失礼になるよね。
うーん、そこまで考えてなかったな。
席次表の手作りってなんだか大変そうだけど、でもやってみる!」
そういうわけで、さっそく彼女は作業に取り掛かり始めました。
でもさすがにもう時間が足りなくなってしまい、印刷は業者さんに注文することに。
それでもデザインや肩書き作りは彼女の腕にかかっています。
寝る間も惜しんで作業する様子に、結婚相手の彼はますます彼女の虜(笑)。
そして結婚式当日。
席次表の効果はバツグン!会場内がアットホームな雰囲気に包まれました。
堅苦しい肩書きだけではなく、「新郎の兄貴分」「新婦とは10年来の友人」などの
彼女らしいアイデアが光っていたおかげだと思います。
新郎新婦の挨拶で、
「席次表は、手作りで感謝の気持ちを込めました。
ゲストの皆さんお一人お一人との大切な絆を綴りました。
かけがいのない方々に囲まれて式を挙げることができ、心から幸せを感じています。
」
と新郎が述べたあと、拍手喝さいが起きるほど盛り上がったのが印象的でした。
最近の式では席次表を省略するケースも増えているそうですが、意外と欠かせない必須アイテムなのでは、と思います。
心をこめた席次表を用意してくれるカップルが、これから増えてくれると嬉しいですね。
